南高尾山稜 2015 12/13

先月の鷹ノ巣山の帰り道。
「来月の予定は出た~?」とケーさん。
そして、いつもいつも車を出していただき
運転手が故、おつかれさまでした!で、ビールではなく
ひとりお冷を飲んでいるaさんが
「次回は電車で行きましょうよ…。」
じゃあこの日に、前から行きたいと思っていた
高尾駅の「あさかわ食堂」で山から下りたら忘年会にしましょう♪
サクッと決まり、
そして今回は、いつも声をかけてたけど
なかなか一緒に来れなかったKちゃんも参加できることになって
「わたし、いきなり忘年会から参加って・・・」 とKちゃんは言っていたけど
いいの、いいの。。。いろんな意味でとても楽しみ♪
・・・ところが
この日を誰より楽しみにしていたケーさんは
前日、忘年会が2件入ってしまい
さすがに朝イチから歩くのがキビシイので
午後の忘年会から参加ということに。
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7:30 高尾山口駅
Kちゃんとaさんは、初めまして。
さっくりと挨拶をして3人で南高尾山稜へ向かいます。
「あさかわ」の開店は午後2時。
サクッと歩いて温泉に入ってその時間に間に合わせるために今回計画されたのは
高尾山口ー草戸山ー中沢山ー高尾山口、の南高尾山稜周回コース。
お天気も曇り空、一時雨予報ということもあって
普段よりはかなり人気の少ない高尾山口駅から
さらに人気のない草戸山の入口、そして四辻へ。
誰もいない静かな落ち葉の尾根。

Kちゃんとaさんは、今日が初めましてなんだけど
以前にシャワーキャップを通して実は交流があったり(どんな交流…w)
靴や持ち物が同じだったりしてとても話が弾んでいる。
普段、無駄な会話はしないaさんも
時折笑い声を交えながらKちゃんが繰り出す質問に答えたりしている。
いいねいいね♪


そんな二人の楽しそうな会話を耳にしながらマイペースで後ろをついて行く。
草戸峠から見る高尾山もどんよりな空の下
まだまだ晩秋の風情で。


草戸山の山ノ神に手を合わせたら
笑顔で迎えてもらえてこちらまでほっこり。
5月にサチと2人で来て、バースデーを祝ってもらったり
これからの話をしんみりとしていたこの東屋から
今日は町田の街並みも見えている。
ここへ来るときはこんな感じのお天気ばかり。



珍しい落としもの。


小さなピークを巻いたりしながら
やがて開けた場所が見えてきて。
このコース唯一の展望が開ける場所「見晴台」
ベンチと、そして親切にザック掛けが並べられている。

津久井湖を隔てて神奈川の山にかかる雲。
向こうは雨だね…


チラッ…

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今日はどちらかといえば「あさかわ」での忘年会がメインなので
aさんからは、行動中は飲食禁止、と御達しがまわってきてたしw
いつものような豪華な山頂ランチや山頂デザートはなしだけど
アルコールとるのにビタミンCが足りなくなるよな…
と持ってきたフルーツと
Kちゃん持参の餡がふわふわの生どら焼きで
津久井の街を見下ろしながら小休止。

初めましてチャリてる。
Kちゃんのホグロフスのザックについてる「チャリてる」は
お互い共通のSNSのフォロワさんの手作りのもの。
チャーリーブラウンがてるてる坊主になったその素朴さが可愛くて。
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そして今日の最高地点。
観世音菩薩様が黙って街を見下ろしている。



ここを下りればすぐに中沢峠から
あまり歩く人もいないであろう山下への道を通って高尾山口へ。







廃屋もある寂しげな集落の道を下れば晩秋のなごり。


うら寂しい集落の道が
いきなり江戸時代にタイムスリップしたような
まだ紅葉が見頃で趣きのある「うかい鳥山」を通り過ぎて



20号線に出るといきなり現実に引き戻されて・・・
巨大ICの下もくぐって
ひたすらてくてく…


12時半には高尾山口駅に下山してとりあえず午前の部終了。
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この後、高尾にある温泉ふろっぴーへ送迎バスで向かい汗を流したら
お風呂上がりの牛乳も我慢して
ケーさんと待ち合わせしている高尾駅へ。
14:15 あさかわ食堂
ちょうどお店の前でケーさんと合流♪
ところが2時開店のはずがすでに8割がた埋まっている席…
ほぼ山帰りのグループばかり。
みんな山帰りに忘年会…なんだろうなぁきっと。
なんとかカウンターの角に4人で座れたものの
これでほぼ満席。
・・・すごいな、あさかわ。
あまり期待しないように、とaさんから事前に言われていたけど
結局、お料理もお店の雰囲気も女将さんの人柄も
すべてが心地よくてすすむお酒。。。
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今日は一緒に山を歩けなかったケーさんも舌好調♪
山の話やその他の話をしながら今年を振り返る。
いろんな山を一緒に歩いたKちゃん、aさん、ケーさん。
山を通して増えていくつながり。
不思議な感じもするけれど
それはとてもありがたくて大切なもの。
来年もよろしくね。・・・美味しい山ごはんと楽しい山時間を。
( おわり )
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