雪頭ケ岳・鬼ケ岳 2015 12/6

地元登山部マダム部会。
地元でシゲシゲとタイチョーと3人で自称登山部で歩き始めて丸四年。
その間にいろいろな輪が広がっているこの頃
シゲシゲの奥様とその仲良しママたちも山の魅力にはまっていき
登山部とは別活動で
運転手シゲシゲとマダム達、という山も増えてきていた。
今回はその流れに
先日の大山で初めて山なんて歩いたというヨネちゃんと、私も声をかけてもらい
マダム登山部会のサポート(要はデザート係w)でご一緒させていただくことになった。
夏に行ったマダム部会では燧ヶ岳を目指したものの
山頂は暴風雨でまっすぐ立ってもいられなかったという…
今回は富士山を目の前に
ゆっくり美味しい山ごはんを食べようということで。
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朝4時、地元出発。
河口湖ICを下りると大きな富士山はすぐそこにいる。
西湖の駐車場に車を止めて準備をしたら出発しましょう。




地元小学校つながりで皆さんもちろん顔見知り
何度か山も一緒に歩かせていただいたりもしているけれど
何ていうか…
皆さん美しく賢く聡明で何でもこなせて
何をやらせてもテキパキと片付けてしまう
本当にスーパーな方ばかり。。。


砂防ダムの脇から取り付いて
ジグザグに高度を上げていく。





やがてブナの原生林の道となり
視界の奥には白く輝く南アルプスも。
そして目の前に現れてくる富士山。






9:35 雪頭ケ岳山頂
さっくりとついた山頂からは
眼下の西湖をはさんで大きな大きな富士山が正面にいる。



お昼ごはんはここで、と決めていたので
まだお昼にするには時間も早いしザックを置いて空身で鬼ケ岳まで行ってきますか。。。


鬼ケ岳までは
今度は南アルプスや甲府盆地を望みながら
ロープやはしごの楽しい道。


途中の小さなピークでは
本格的なアンテナを立てて交信をしている方も。
いろんな世界があるんだろうな。
なんかカッコ良かったな。

10:05 鬼ケ岳山頂


鬼のツノの様な岩があるこの山頂からは
甲府盆地の向こうに南アルプスが一列に並び
右手には八ヶ岳から奥秩父の山々…そしてグルっと富士山まで…





山に来るたびに
身体の中の空気が
全部入れ替わる気がして
そうしてまた次の
山に行くまで
なんとか頑張れる。
そんな中でもここからの景色は
かなりとびきりの景色だった。
ツノの岩の上で両手を広げると
南、北、八…目に入るすべての山が
自分一人のためにそこにあるようで
すべての山とゆっくり目を合わせて
とても満たされた気持ちになった。


ひとしきりこの景色を楽しんで雪頭ケ岳に戻ります。




今日はキノコたっぷり味噌煮込まないうどんがメイン。
あとは皆さん持ってきてくださったおつまみに
ホットワインとデザートで♪



お誕生月が3人いたので
デザートにはそれぞれにお祝いメッセージカードをつけて
ハッピーバースデー♪
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お腹もいっぱい
富士山からのパワーもたくさんもらって
鍵掛峠経由で下山します。
鬼ケ岳まではもう一度同じ道を通って。

初冬の尾根
南アルプスや富士山を裾野まで眺めながら
意外にロープなども次々と出てくる道を
鍵掛峠までマダム達とにぎやかに歩きます。

「足が挟まった!」
「岩にぶつけた!」
何があっても皆さんとても楽しそう。




ウェアやザックや靴もまだピカピカで
「下りの時の歩き方ってコツとかありますか?」
「しまこさんのポーチは普段何入れて歩いてるんですか?」
「テント担いで行く時って重さどのくらい?もっと行程キツイですか?」
・・・・・
たまたま長く山を歩いているだけの私にも興味津々
いろいろ聞いてくださるんだけど
期待に添えるようなこともたいして言えなくて
ちょっと申し訳ないような。
向上心や好奇心の塊みたいな素敵なマダム達と歩いていると
自分に足りない忘れかけてた気持ちも気づかせてもらえる。
(…でも、かといってあんな風にはなれないんだけど)
岩場の上にお地蔵さま。


落ち葉の積もるブナ林の登山道を
下りは本当にあっというま。



林道へ出てしばらく下れば
「いやしの里」の日本の原風景の中を
軒先に吊るされた柿に季節を感じながら駐車場まで。


おつかれさま。
私もたくさんパワーをいただきました、皆さんから。
( おわり )
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