双子池ー大岳ー北横岳 ② 2015 8/13・14

A.M 6:05
ヒュッテの前から山の方へ入っていくと
すぐに深い感じの森となり、他の登山者の姿もなく



写真などを撮ってモタモタしていると
前を歩く3人の姿が見えなくなったりして
この世の中にたったひとり残されたんじゃないか。。。
なんて気にもさせられてしまうほどの沈黙の森。


標高が上がると大岩を越えていく感じの
結構難易度高めの道。
北八ヶ岳、穏やかなそのイメージとは裏腹になかなか楽しい道を用意してくれていました。












そしてこの分岐を越えてしばらく行けば
樹林帯を抜け、
かなりな強風吹きすさぶガスの中に大岳の山頂が。


こんなに嬉しさのない山頂は久しぶり(笑)。。。この状況では残念ながら。。。

そそくさと樹林帯へ逃げ込んで北横岳へと向かいます。





その途中で今日初めて他の登山者とすれ違いました。
お盆休みなのにこの人の少なさ♪
相変わらずお天気はガスガス、雨が落ちてこないだけありがたいけど。


静かな北八ヶ岳を
噛みしめるように
更に深く味わえる。
今日はそんな日。



北横岳の山頂もやっぱりガスで
本当ならすぐ向こうに見えるはずの蓼科山も
心の目で見るだけ。
この上には青い空が広がっているのにね。



北横岳から亀甲池への道も結構急な下りの道。





でもサチと
久しぶりだけど相変わらずたわいもない
どうでもいい話しをしながら下りていけば
開けて池に到着。

すり鉢の底の様な・・・
そんな表現がされていた亀甲池でコーヒータイム。




亀甲池を後にする頃から
チラチラと光が深い森の中に差し込んでくるようになって









そして木々の間からきらきらと輝く湖面が見えてきて
双子池着いたことを知ります。


ぐるっと回ってきてもまだ午前中。
ここまで下りてくるとお天気も良くて。




大岳や北横岳へはかなり歩きごたえもあったけど、
あ、もう帰って来ちゃったんだ。。。という感じ。
今思えばもう少しここでまったりと過ごしても良かったのかな、そんな気もするけど
名残惜しいくらいがまた行きたくなってちょうどいいのかな。






帰り道の双子山からは
来る時には見えなかった景色も見られて
朝はずっとガスの中だった
歩いてきた大岳から北横岳の姿も見えたし
何よりサチも楽しんでくれたみたいなので
それが一番嬉しかった。






こうして
食べて飲んで喋って笑って
歩いてよじ登って下って
あっという間に二日間は過ぎていった。
そしてサチは飛行機に乗って帰って行った。
また今度サチと山に行けるのはいつだろう。
でもその時もやっぱり
どうでもいいようなたわいもない話をしながら歩くんだろうな。
山のスキルは抜群で料理も上手、お花にも造詣の深い
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( おわり )
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