雲ノ平・祖父岳 2023 8/18~20 ①
「雲ノ平山荘の予約が取れたんだけど・・・」
会社のお盆休みは16日までだけど
17・18が休めれば20日の日曜日まで休みになる。
まだどこへ行くかも決まってはいなかったけれど
担当者氏に頼み込んでなんとか20日まで休みにしてもらっていた。


去年行かれなかった雲ノ平へ行きたいな…
先月、黒部五郎岳から眺めていたのもあって
とりあえず小屋の予約だけでも見てみようと思ったら
すんなり予約が取れてしまったので
もし行くなら行っても良いよと言ってくれていたタイチローサンに連絡をして
準備は整いその日を迎えた。



お盆は過ぎてもまだまだ暑さは治らないけど
キノコを愛でながら樹林帯の登りをやり過ごすと
前回は気が付かなかったけれど
剱岳も見えていてそれだけでうれしい。






今日は薬師岳さまもご機嫌よろしく。






今日のお宿に到着。
おつかれさまでした!


…生き返る。




薬師岳、水晶岳、雲ノ平、黒部五郎、、、
周りの山々はすべて見えている。
なんて贅沢な場所なんでしょうか。



チェックインのまえにお昼ごはん。
優しい関西風のお出しと柔らかめのうどんが
前回からのお気に入りに。




そこそこ年季の入っている佇まいで
いかにも山小屋、な雰囲気。



山小屋に着いて
ホッとするような、そして
なんとなく手持ちぶたさのような時間を
ゆるく過ごす、これも幸せ。


夕方の通り雨。


夕食もしっかりいただきまして
晴れたので外へ。



朝、有峰林道のゲート待ちの時にも虹が出ていたけど
夕方にも虹。
三俣蓮華の方から雲ノ平へと
大きなアーチを描いている。
いいね。



陽の傾きにつれて
刻々と移り変わる山や空の表情に
これよ、これこれ、と思う。
こんな時間に身を置きたいから
辛い思いをしても登ってくるんだよね…







言葉はいらないね。





線香花火のスパークが消えて
ぽとりと落ちる前の
最期の玉のような色の太陽が沈んで
雲はこれまで見たことのないような色に染められる。
この夕焼けの色をなんと表現したら良いのか誰か教えてほしい…

語彙の足りなさを嘆きつつ
あたりが闇に包まれるまで
今日の日暮れの余韻に浸っていた。
( つづく )

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