中倉山・沢入山 2022 5/22
何年か前から
行きたい山があった。
ツキロク珈琲さんから
珈琲を取り寄せていた時
『孤高のブナ ブレンド』という名前で
パッケージにブナの木のイラストが描かれていた
その、孤高のブナと言われる木を見たい。。。
それが中倉山という山にあるという。


わたらせ渓谷鉄道に沿って道を行く。
草木湖は静かでもう新緑ではない
深い緑を湖面に落としていた。

立山から戻ってきてから
まるで梅雨のようなお天気で
先日、立山で再会したDさんご夫妻を誘っていたけれど
あまりにコロコロ変わる天気予報に
結局、
お山はまた今度お天気の良い日に!
と今回は見送りということになって
待ち合わせより手前の道の駅でお別れをした。
というわけで
いつものメンバーでゆるりと出発。



いきなりの急登に喘ぎながら
満開のヤマツツジに元気をもらう。



前日の雨で滑る足元に気をつけながら
お天気も回復傾向
青空に元気をもらって。



急登を登り切ると
新緑の世界。




分かれ道は
見晴らしの良い道を選んで。



あゝ、この稜線♡




あれが孤高のブナ!


会いたかった~♩


非対称稜線に
押し寄せるガス。
まるでアルプスの稜線を歩いているみたい。


何代目かの波平さんの髪の毛w
ここまで来たから沢入山へも頑張りますか。




沢入山のその先
地図上では行き止まりの小さなピーク。
ここからの景色が素晴らしくて
他に誰も来ないし
のんびりお昼ごはんと山頂デザートを。



小一時間…
少しずつ人もやってきたので撤収しますか。




孤高のブナまで戻ると
なんとなく雨が来そうな雲行きに
振り返りつつお別れを。
今度は晴れた秋の日に
来るからね、その時まで。



恐ろしい急登は
帰りは恐ろしい急坂となって
こけないようにソロリソロリと確実に下る。
カメラを出す余裕もなく
登山口までたどり着いてようやくひと息。





足尾銅山といえば
小学生の時の国語の教科書に載っていた
田中正造の話しくらいしか知らないけれど
こんな資料を見ると
よくぞここまでと思わずにいられない。




帰り道は寄り道しながら
「旅行で来ようとなるとなかなか大変なところだけど
山だと別に普通に来ちゃうよね(笑)」
なんて話をしながら


温泉のある駅、水沼駅。


ちょうど
やってきた電車が
まるで映画のワンシーンのような
風景を楽しんで帰路についた。
( おわり )

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