平標山~仙ノ倉山 Ⅰ 2015 6/14
花の山へ

大朝日岳から帰ってきて
次の週の水曜日のこと
「shimakoちゃん、土曜日は仕事?ヨーコタンと焼岳行くんだけど…」
と、タイチローサンからの連絡。
・・・・「残念。しごとー。」
あぁこの前もこんな展開で蝶ケ岳行けなかったんだよなぁ…
なんだか仕事がたくさんあって
それはそれでありがたい事だけど
この調子でいくと日月火水木金土と7勤の予感。
いいんだ、仕事に生きるから。。。 と帰りの電車に揺られていると
「shimakoちゃん、日曜日休み?」
とKちゃんからのLINE。
日曜は休みー、と返信すると
「KAちゃんと平標山行くんだけど行かない?」
KAちゃんはお会いした事ないけどフォロワさんで知ってるし、
平標山って、あのお花で有名な・・・
名前だけは聞いていて漠然と行ってみたいな~と思っていた山だし
Kちゃんに返信。
「行きたひーーー!!!」
・・・ん、
まるで先日の尾瀬の時と同じ展開だなぁ(笑)

そして土曜日夜。
今回は通り道なので家のそばまでKちゃんが車で来てくれて
KAちゃんとも初めましてのご挨拶。
関越を飛ばして湯沢ICからR17へ
2:30駐車場到着
フルフラットにしてもらったKちゃんの車でシュラフに包まりおやすみなさい。
・
・
・
5時半頃に起き出して
朝ごはんを食べたり準備をしているとポツポツ雨が…
天気予報では回復するはずなので出発します。
・・・なんだかどこまでも先日の尾瀬と同じ展開に
ちょっと可笑しくなってくる。



樹林帯だから濡れないだろうと
たかをくくっていたけれど
鉄塔までのひと登りの間にかなりの雨足に。
雷鳴まで聞こえる…


それでも運よく
上に出る頃には雨脚も弱まって
鉄塔に着く頃にはほとんど雨は上がってくれた。
山肌を上がるガスの隙間から向こうの山山も見えてきた。



雨が遺していった雨粒が
あまりにも可愛らしくて
上手く撮れなくてもどかしいけど
パチパチとシャッターを切りながら歩く。







Kちゃんはもちろん、KAちゃんも素敵な写真を撮るので
登山部で歩く時とは違い
立ち止まるのに気兼ねする事なく
シャッターを切れるのが何より嬉しかったりする。
でも一番後ろを歩いているので
あまりのんびり構えていると置いて行かれてしまうんだけど(笑)

静かにガスが上がる。










気持ちよい尾根を…
(これで虫さえいなければ…
Kちゃんは防虫ネットで完全武装 笑
KAちゃんもネット持参ながらも私と共に防虫スプレーかけまくりで対処 笑)

本当に気持ちよい尾根を登っていくと





次々に姿を見せるお花たち。
気持ち良い笹原の斜面が見せる表情。










振り返ったりなんかして
なんて気持ち良い道を歩いてきたんだろう。



そして到着。


平標山。

ここからの眺めは。。。
それまであまり経験したことがないような風景に
なんだろう、これは。と。
ビロードのような山肌に
どっちを向いてもどこまでも続く一本道が
見える限りに延びている。
そしてこれから向かう仙ノ倉山へもまっすぐな道が。




遥か一番向こうの山並みは谷川岳。
ああ、あそこから続いている山なのかここは…
と、もちろんそれは地図を眺めていれば一目瞭然なことなのだけれど
自分の目で見てそれを確認。
2月に谷川岳に立った時に
遥かに続いていた真っ白に輝く山並みの
遥か向こうがここだったんだ。
しみじみ眺める山並み。

山頂で軽くおにぎりなどをお腹に入れて。


楽しみを取っておこうと
あまり予備知識を入れずに来たので
この先にどんなお花畑が待っているのか
まだ想像もつかないけれど
一歩を踏み出し、さあ、行こうか。


( つづく )
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