涸沢 2020 9/30・10/1 ①
「涸沢ヒュッテの予約か取れたけど行く?」
そんな連絡をもらったけれど
日程は2日間とも平日。
どうしようか。。
いつもだったら平日2日間休んで
山に行くのはなかなか厳しいんだけど
今年はたいして山へも行けていない。
しかも涸沢…

涸沢へ最後に行ったのはまだ20代のころ
当時地元の山岳会に入っていて
ちょうど10月、体育の日が連休になっていたのに絡めての山行で
涸沢にテントを張って
夜は担ぎ上げたおでんを食べて
翌日は2パーティに分かれて前穂と北穂へ。
私は北穂チームで東陵を登り
途中で飲んだスティックタイプの水で薄めるカルピスと
ひょっこりと北穂の小屋に出たことを
今でもよく憶えている。
山を再開してから毎年のように徳沢へも来ていたけれど
何故か来る機会がなかった涸沢。
ようやく機が熟したようで
綾小路きみまろではないけれど
あれから、うん十年…。



9月は雨が降ってばかりだったけれど
ここへきて今日は秋の澄んだ青空。
上高地に来れただけでも嬉しいけれど
山を見ながら歩くのが本当に楽しい。




平日の沢渡発のバスは始発が6時
徳沢で軽く朝ごはんを食べて先へ向かおう。




鼻歌さえ出そうなこのお天気
横尾の橋の向こう側へ。


近づいてくる屏風岩の大きさに
今更ながら圧倒されたり。
それより何よりびっくりしたのは
坊主の岩小屋のこの変わり果てた姿だった。。
まだ20代前半の頃は
岩小屋の原型を留めていた記憶があるんだけど。






本谷橋もこんな立派に。
もう、何もかもが目新しくて
初めて歩く道のよう。



紅葉にはまだちょっと早いけれど
こんな色付きも見られると嬉しくなる。









こんな所でサルたちがのんびり寛いでいた。
気がつけば
黄色く色づいた木々の間を歩くように。



あ、ヒュッテの鯉のぼり!
ん?だけど何か違う、、、
そうだ、当時はヒュッテの屋根が見えていたのに今は見えないんだ…



あと少し。





ああー
来たね。



気持ち良いテラスで頼むのは
もちろん、おでんと生ビール。
おつかれさまでした!



ビールを飲んでいたら
また青空が広がってきた。
( つづく )
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