鳳凰三山 Ⅰ 2015 5/2〜3

しまこ



山笑う。
一年の中でも自分が一番好きなこの季節。



でも毎年GWは、登山部はそれぞれに予定山積の上に仕事もあったりと
ほとんど山は一緒には行けない状態…
そんな中ヨーコタンから
「山行こー」
の嬉しい誘い♪
今回はヨーコタンとヨーコタンのお知り合いのテイサンと私の3人で一泊で鳳凰へ。


でもせっかくなのでタイチローサンに声をかけてみるも
「ゴメン2日は仕事が…」

うーん、残念。

最初から公共交通機関利用で行くはずの計画だったので
粛粛と準備を進めていると、ほんの二日前に
「休み取っちゃった!!」
とタイチローサンからの連絡が。

え!!ほんと?!やったーーー!!

車で行けることになり御座石鉱泉から入る計画を急きょ夜叉神峠からの往復に。
夜叉神峠から見る白根三山が楽しみすぎてひとりニヤニヤ。




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そんな前置きがあって
ヨーコタンとテイサンには終電で来てもらい
地元出発は午前1時。
3時半過ぎには夜叉神峠駐車場着。
この時点でほぼ9割方は埋まっています。



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久々のテント泊、テント装備担いでの歩きに多少の不安を感じつつも
登り口のポストに登山届けを入れて、
5:20 さあ出発。




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このみち〜は〜♫いつか来たみ〜ち〜♪
あ〜あ〜〜そうだよ〜〜…



高校生の時に歩いているハズの道は殆ど記憶にないけれど
もう足元にはニリンソウやスミレが可愛らしい姿を見せて
朝陽が当たり始めた林の中を緩やかに夜叉神峠まで登っていきます。



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そして。



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言葉はいらない。



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絵の具のセルリアンブルーを塗り込めた様な空に
残雪の白がくっきりとそのスカイラインを際立たせて
凛としてそこにある北岳、間ノ岳、農鳥岳。



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いつも登った先の山山から遥かに見てるだけだった
雪を纏ったそれらの姿がこんな間近に。眼前に。


なかなかこんなに間近で見ることのない北岳の正面顔 (笑)
本当におおらかで大きな間ノ岳。
意外に農鳥岳が一番ハンサムかな・・・

なんて
しみじみと憧憬の山山の姿をじっくり眺めるしあわせ。




今日は最初からこんな姿を見ることができたから
荷物が重くても行程が例え大変でも頑張れそうな気がする。




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振り返ればそこにいる富士山。


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杖立峠を越えると
薄暗い樹林帯の木の間から
眩しすぎるほどに白く輝く北岳と間ノ岳が
チラチラと見え隠れして、それが何ともセクシーで( 他に言葉が見つからない 笑)。


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苺平まで来ると辺りはすっかり雪が覆い
まだ5月の山なんだということを思い出させてくれる。
さあ、今日の宿まであと一息。


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南御室小屋までの樹林帯を歩いて行くと
突然開けて甲府盆地と向かいには金峰山が。
この辺りで唯一電波の繋がる場所だそうで親切にその旨の看板もかかっている。


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そして、来たね。
南御室小屋。

さすがにGWだけあって賑わっているのが遠くからでも伝わってくる。


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でも
まさかこの時
あんな事が待ってるなんて誰も思いもよらなかったけどね。





( つづく )









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Posted byしまこ

Comments 2

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sho
はじまりましたね♬

行く前から楽しみで・・・
行ってる間も楽しくて・・・
帰ってからも楽しい・・・


もう楽し過ぎて頭炭酸(意味不明)状態。
そんな気持ちしっかり伝わってくる、待ちに待った山旅が始りましたね!

ギュギュッと肩に食い込む感触。
これだこれだなんて思いながら、きっと、登ったんだね。
肩越しのザックが、もう親友を通り越して、悪友になる瞬間がまた
たまらなかったりする気持ち。


うんうん
言葉はいらないね。


久しぶりの友に逢う感じ。
ちょっと気まぐれだけど、憎めない友に、心の中で挨拶する。

逢いに来たよ!


芽吹いたばかりの葉っぱ・・・
黄金色の路・・・・
生まれたての花・・・・

白い絵の具を薄めて溶かし込んだような空には
やっぱり春特有の青空を感じるね。



ははは
男はチラ見が好きだけど、しま先輩もお好きですか^^

今回は、純情可憐しまちゃんの心を、鷲掴みしたのは農鳥クンでしたか!
無骨な名前もまたステキよなんて。
でもきっと側でスマートな北クンが焼きもち焼いて・・・
で、その間を取り持つのが・・・
いつものように(名前が既に間を取り持つ)おっとり系の間ノ岳サン・・・

こんな感じかな。って、どんな感じよー。笑



色んなしがらみから、開放されたような気分に
してくれる春の山はやっぱりイイね。

これも長い冬がいてくれたからだね。
冬にもお礼言わなくっちゃ。

さて
続きは・・・^^



しまこ
テント、はじめました♫

「冷やし中華はじめました」

の看板じゃないけど
またやってきました、この季節が^^

一粒で二度も三度も美味しい♪
みたいな…
お天気が良ければそれはなおのこと。


久しぶりのテント担いでの山旅は
本当にここだけの話
実はいつも歩き出してほんの3分で本気で後悔・・・
うっ、お、重い・・・
こんなので歩けるのかワタシ?!

それでも足元にかわいい花が咲いてたり
朝陽が射して空がどんどん青くなったり
ちょっと気持ちいい風が吹いてたりするだけで
そのうちザックが重いことも忘れてしまうんですけどね。単純だから。

そして峠に出れば
涙が出るほど美しい山と空が出迎えてくれたら…もう。


農鳥くんはまだ未踏だから
いろいろ知りたい欲求もあるし
何と言ってもちょっと影のある感じの容姿に(笑)ぐっときましたね〜
(オンナは影のあるオトコに弱い ←一般論 笑)

峠から白根の山を目の前にしてのドキドキはもちろんのこと
杖立峠を越えたあの樹林越しのチラチラは
もう、今まで経験したことのない気持ちかも。
薄暗い道で目の隅に白くチラチラ…
気になって気になって足元の木の根に何度つまづきそうになったことか。
ちょっとだけ男性の気持ちってこんなかな、って、どんなよー、みたいな(笑)


そうですね
長い冬があるからこそ
この開放感、というか…
そんなに色んなしがらみがあるんですか、師匠?!笑
冗談はさておき、まだ雪が残る美しい山山を愛でられるシアワセは
やっぱり冬にお礼を言わなくちゃ、ですね。