日白山 2019 3/10 ①
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冬だけの山
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何日か前のこと
SNSつながりのDさんが
アップしていた日白山の記事に
目が釘付けになっていた。
それほど山行回数は多くはないDさんだけど
その山選びのセンスはいつも素晴らしくて
しかも雪山へもテント担いで行っているので
Dさんが撮る、山が魅せるいろいろな表情の写真は
いつも一瞬で目を惹かれてしまうのだけど
どこ? 日白山、、、て?
地図を広げて確認すると、ルートはない。。。
雪の季節限定の山。

だから
「来週はどこにする?
雪のある時限定のこんな山あったけどどう?」
とタイチローサンから日白山の名前が出てきたときには
ああ、もう、これは行くしかない!
と山の神様が降りてきた気がして
ふたつ返事で行きたい、と答えた。
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そしていつものように
夜中にピックアップしてもらい
関越を走りながら
ぼんやりと車窓に風景らしき輪郭が浮かび上がって
やがて雲ひとつない穏やかな空だと知るときの嬉しさ。
一段と白さの違う谷川連峰と
いきなり目の前にあらわれる武尊の峰。

朝の光が谷川の白い肌を
ほんのりとオレンジに染める。
ほどなく国境の長いトンネル
それをを抜けると
そこは雪国だった。





絶好のお天気に
駐車スペースの最後に一台分になんとかねじ込んで。










どんどん青くなる空にうれしくて
立ち止まってばかり。














初めて見る
こんなリズミカルな雪庇。



地図にある鉄塔をくぐって。








今日はこのお天気で
先行する方たちのおかげで
ルートはついている。
これだけ雪があっても
会う人たちはほとんどだれも
アイゼンをつけている人はいない。
谷川岳あたりへ行けば
登山口からほぼ100%皆つけているアイゼンだけど
なんというか、そのあたりとは全く違う雰囲気のエリア。
なんて贅沢な道だろう。



雪庇地帯を抜けると
明るい森が続いている。
雪もさらに深くなってきたところで
スノーシューを装着。










どこの山だかわからないけど
普段見慣れない景色が新鮮で
やっぱり立ち止まってばかり。




樹林帯を抜けたかな。
この上にはどんな景色が
広がっているんだろう、、、。
( つづく )
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