尾瀬 東電小屋~見晴 2018 9/9 ②
少しずつ
青空も顔をのぞかせてきた。
心地よい風。


素晴らしいバランスで
後ろにひっくり返らないように。
この風景を少しでも大きく画面に収めたいんだね^^








雲が切れてきて
少しずつ原に色彩が戻ってきた。


何年かぶりのヨッピの吊り橋。
この先へ行くのは初めてなので
熊の目撃がとても多いというその道は
どんな道なのかとてもたのしみだった。







あれが東電小屋…
なんて絵になる。

振り返る至仏山も
雲が上がりはじめている。




東電小屋の入り口には
体験用の空の歩荷さんの荷物が置いてある。
こうやって尾瀬の歩荷さんは歩いてくる。。。

そこへ来たホンモノの歩荷さんに聞いてみると
「今日は70キロくらいですね。」 サラリと言うけど
な、ななじゅっきろ、、、ですか。


今日は山に登るわけでもなく
ゆっくり楽しめばいいだけ。
もちろん珈琲を頼んで小休止。
やっぱり水が美味しいからなのか
それはスッキリと深くて美味しい珈琲だった。



東電小屋からは
それまでの原の風景とは違い
深い森の中を行く。
まだ乾かない木道も坂になっていたりして
滑ってスッテンコロリン
思い切り尻もちなんかつかないように気をつけながら。





東電小屋のある場所は
地図で確認すると新潟県になっていて
どうやらこの橋を渡ると福島県に入るみたい。
群馬から来てこの短時間に新潟、福島
なんだか不思議だけど楽しい県境歩き。




川を渡るとまた原が広がっている。
向こうの端には見晴の山小屋たち。



おーい、やっほー。


この分岐をさらに奥に行けば
温泉小屋や三条の滝。
このあたりも静かで
ほとんど人も歩いていない。





ひっそりと咲くアケボノソウ。



見晴も静かだ。




「営業中」の看板には逢えなかった
休業中のCOFFEE SPOT。




秋を感じるお菓子でひと息つきましょう。
東電小屋でも珈琲飲んできたけどね(笑)



その名はスタビライザー。
タイチローサンまた新しいおもちゃを担いできたんだな。

たまにグループがやってくるけれど
こんなに静かで閑散とした見晴は初めて。
流れていく雲を見上げながら
原を渡ってくる心地よい風に吹かれて
会話も少なめ。
秋の始まりを
それぞれに感じる見晴の時間は
時計の針もゆっくりとまわっているようだ。
( つづく )
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