焼岳・上高地 2018 3/17・18 ⑤

定番の風景も季節が変わると
また違う顔を見せる。
雪の季節は雪崩れるという
記事だけ読んでいた上高地線も
こうして目の当たりにしてみると
やっぱり自然の中にお邪魔させてもらってるんだと再確認する。



もう春が近い
山も木も空の色も。



大正池ホテルの前は
かなりの規模で雪崩れていた。





去年は3月の初めころ
まだこの辺は真っ白で
どこをどう歩いても大丈夫だったけれど
今年はもうコース以外を歩くのは無理だね。








もう梓川も春の色を見せている。






定番のベンチも
今年は掘り起こさなくても座れるほど。
中の湯で作ってもらったおにぎり弁当で早めのごはん。
絶景とビールとワイン付きで。





スノーシューの団体さんや
ペアルックの高齢カップルにほっこりさせてもらいながら
珈琲まで楽しんだらそろそろ戻りましょうか。


「あずさ」
かわいい名前。
自分もそんな名前をつけてほしかったなと
たまに思うことがある。





戻る頃には
昨日からあれだけ青かっだ空も
すっかり白くグレーがかって。






寒かった今年の冬
その反動なのか春の兆しは早い。
雪の山を楽しめるのはそろそろ終わりと
選んだ焼岳。
雪の棘
影と実体の対話
山頂から見えた景色も
そこに至る道程も
これまでの雪の山とはまた違う
横顔を観せてくれたような。
次に来るのは緑の季節かな
多分そう遠くはないとも思いながら
でもいつまでも
このカーブを曲がれば消えてしまう穂高連峰から
目を離せないで眺めいた釜トンネルへの帰り道だった。
( おわり )
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