唐松岳 2017 8/27 ②

水鏡。
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デッキが作られた場所で手招きする
タイチローサンのいる場所まで行ってみると。

それは
今までSNSや、他の方のblogなどでずっと見ていて
いつか自分の目で見たいと思っていた
八方池に映り込む白馬三山や青空の水鏡だった。



直前まで池を覆っていたガスが抜けて
まるで待っていてくれたかのように見せてもらった光景は
映り込む人の表情までそのままに
空の青さと山肌の白さをさらに増して本当に美しかった。

私たちが八方池を立ち去る頃
またガスが上がってきて
振り返るとあたりは白い風景に変わっていた。


あの八方池に映り込む白馬三山を見られだだけでも
今日ここを歩いている甲斐があるというもの。
八方池を越えても繋がる人の行列は途絶えないので
自分のペースでは歩けないし、
ゆっくりカメラも向けられないけれど
もくもくと先を目指して歩いて行く。




丸山ケルンまで来るといよいよ
五竜岳はその隆々とした山肌と魅力的な縦走路を見せつける。
肩越しに見える奥の鹿島槍の双耳峰も同じく。
いつになったら行ける日が来るのかなあ。

まさかまだ
ここでもチングルマとイワカガミな逢えるなんて♪



カヨチャンはどこを見ても
「カッコイイーーー!」
を連発し目がハートになっている。
すっかり北アルプスのイケメンの虜になってしまったようだ。

そりゃそうだよね♪




白馬三山もずっとご機嫌よろしく。
いつかは杓子岳、白馬槍、不帰嶮と歩いてみたいけれど。



雲の上の遊歩道のよう。



山荘手前でヘリの飛来に風圧で危険なのでと止められる。
久しぶりのこのお天気に
朝からヘリコプターの音が響いていたけど
あげる荷物下ろす荷物ともう何往復もしている。
人にもヘリにも待ちに待ったお天気。


ヘリが来ない間に小屋の方へまわりこんでも
「風で石が飛ばされますから小屋の中まで入って下さーい!」
とヘリの飛来にハラハラしながら
いっとき、皆、小屋の中に詰め込まれる。



またすぐにヘリがやってきて荷物を下ろすと
青空の下を旋回して不帰嶮方面の雲の中へと消えて行った。
もちろん私もみんなも目が釘付け。


いいもの見せていただきました。
さあ、山頂もあと少し。

五竜は目の前に。

劔は翼を広げたみたいに。 のびやかに。

先月歩いた立山もすぐそこに。



五竜の肩越しに見える槍の穂先。
そして青空の下の山頂を埋め尽くす人、ヒト。

PM 12:25 唐松岳山頂
来たーーー!


おつかれさまでした!
何にも代えがたいこのひとくち目・・・
ああ、今日も来れてヨカッタ。
( つづく )
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