九重連山・阿蘇めぐり 2017 6/24~26  ④

しまこ








九重共和国。














水ぎわにつけられた道を歩いていると
さっきまで3メートル先も真っ白だったのに
みるみるガスが抜けていき深い緑と
ミヤマキリシマの濃いピンク色を写す水面も
はっきりと見えるようになった。
なんて印象的な光景なんだろう。










御池を回り込むとやがて中岳の山頂が見えるようになり
振り返ると可愛らしい大きさの御池を見下ろせるようになった。

























中岳への最後の登りは素敵だった。

振り返ればミヤマキリシマ越しに小さく御池が見えて
前方右には東千里ヶ浜の拡がりの上に稲星山の丸みがある。










13:00  中岳山頂。


1971mは九州の最高峰だそう。





山頂には先客がひとりだけ
中岳まで行くといいですよ、と教えてくれたお兄さんだ。
せっかくなのでカメラを渡して3人一緒の写真を撮ってもらい
しばらくするとお兄さんは下ってしまったので
また貸し切りの山頂になった。


歩いている人さえ見かけない、日曜日なのに。










周りの山が見えないのは残念だけど
サチが 「本当なら…」 と見えるはずの山や高原があるはずの場所を教えてくれた。

雲が切れると眼下にはミニ尾瀬ヶ原のような
坊ガツルの湿地帯が拡がっていて
蛇行した川の流れに長い長い年月を感じる。










九州の最高峰での山頂デザートは
サチが焼いてきてくれたチョコレートケーキと
ツキロクさんのブルンジブルボン。

暑くはなかったけどひとりだけ大汗をかいていたので
サッパリとした飲み口の珈琲とほっとするチョコレートの味が格別美味しく思えた気がした。





帰りは違う道で行こう。


東千里ヶ浜目指して下りると
登ってきた道とは全く様相が違い
ほんの短い距離だけど急降下、クサリも下がっていたりして
なかなか楽しいじゃないの。















下りたらまた避難小屋までフーフー言いながら登る。


石を積んだ堅牢な避難小屋は中を覗くと薄暗くて
あまり居心地の良さそうな、というわけにはいかなそうな。















池をめぐる散歩道のような楽しい道。



深田久弥は九重連山のことを九重共和国だと書いていたけど
なんだかそれがとても共感できた。

大船山や三俣山も見ていないし他にもいろんな顔があるのだろうけど
どれもそれほど主張しないピークがまるで肩を組んでワイワイやっているような
どこを歩いてもそんな楽しさを感じる道だ。






























そして久住山への最後の登り。


岩ゴツゴツで景色も白さを増してきたけど。










14:15  久住山山頂。
九重連山の名峰久住山にも来れた。


ベテランぽい先客が二人いたのでお互いに写真を撮りあって
吹き抜ける風も少し冷たくなって、もうこの景色は白くなるばかりのようだから
すぐに下山することに。










きっとここからも素晴らしい景色が見えたはず。
でもここまでお天気が持ちこたえてくれた事がほとんど奇跡みたいなものだから
みんな笑顔で山頂をあとに。






























星生山も行きたかったね。




















展望台まで一気に下る。
















15:50  牧ノ戸峠へ下山完了。



スタートしたのが10時過ぎだからそれを考えれば
こんなに短い時間でコンパクトに
でも充分すぎるくらい楽しめた九重の山。
ほんの一部だけどとても素敵な山だった。





誰もいないレストハウスで
地元産のブルーベリージュースでおつかれさま。

レストハウスのおじさんに 「今日は人いましたか?」 と聞かれ
思い起こせば多分すれ違った人は10人いたかどうだか…

「先週はね、1000人くらいいたかなあ…」

というおじさんの言葉に三人で顔を見合わせて笑った。


日曜日の百名山でもミヤマキリシマの季節を過ぎればこんなもの、とは。
でもおかげで静かなくじゅうの山を
心ゆくまで堪能できたのだから、雨にも降られずに。







さて、今日はこのあと「地獄蒸し」が待っている。
小国のスーパーを目指して牧ノ戸峠を後にした。






(   つづく  )







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Posted byしまこ

Comments 2

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shosan
よかとこBY!

初めまして…
なんて、
初めて聞く単語のオンパレードに
なんだか天気なんて
関係なく自然とテンションも上がるよね^^


初めてってだけで
ワクワクするねドキドキするね。

思わずついて出る言葉は優しくしてね^^


にしても
酸いも甘いも噛み噛みわけた持ってる!かしまし乙女っ。


躍動感ある雲、立ちこめるガス、
おまけに青空まで顔覗かせて…
もう九州の山はわたくし達だけのために有るかのような
独占状態ったらもうたまんないね。

あまりにも広大なスケール
そして辺りには誰もいなくって…
ちょっと寂しくなるような気持ちも皆と一緒なら^^
って感じかしら。


ところどころで
深山キリシマもまたいいお仕事してますなぁー。




…どこまでも歩いていけそうな。



稲星山とか星生山とか…なんともロマンちっくな山名。
へーほししょうさんって呼ぶんだね♪



それにしても
[山][山] [肴][肴][肴] [温泉][温泉][温泉] [肉][肉][肉] [酒][酒][酒]

九州大三元の乙女旅…もう眼福、満腹ですぞ^^


名前のひとつひとつを知らなくってもこんな名調子の
コメントと写真でなんだか少しだけ九州のお山も温泉も(笑)
ちょっと馴染みな気分にさせてくれましたよ。


さぁもう夏本番!
今年の夏は何か良いこと有るかしらん♪


あぁ、女のコっていいなぁー。笑。

  • 2017/07/13 (Thu) 12:47
  • REPLY
しまこ
よかですBY♪♡♨︎



もうね、、
ほんと、、、
九州は、、、、
いえ、熊本・大分はねー、、、
温泉で骨抜きにされちゃいましたね♡
ていうか、
骨抜きにされるってこういうことね♡
みたいな ^^(どんなんだよ笑)

自然豊かで穏やかな起伏と
どこへ行っても温泉に美味しいお水。
人も優しくて食べ物も素朴で美味しくて。

もう、いっぺんに大好きになりましたよ〜♪


うちら陽気なかしまし娘〜♫
あっ、乙女、と気を遣っていただいて恐縮です(笑)
きっとこの、かしまし乙女の山旅シリーズ(勝手にシリーズ化)は
寅さんみたいに全国の山巡り目指していきそうな。
(観客の反応次第…という話もあるのでごひいきに^^)
第二弾もお楽しみに♪


て、どんどん話が脱線していくので。


そうそう、くじゅうの山も素敵でした〜
登り始めはまだ久住山見えないんですけど
ミヤマキリシマに囲まれる場所に来ると
前方の流れるガスが切れて
そこに現れる久住山…
もう初対面でヤラレましたね〜カッコよかった〜〜♪

…星生山、やっぱり気になりますよね

…☆shosan、ですもんね^^



shosanもいつかぜひ九州のお山へ♪
あ、でもshosanはLCCじゃなくて
羽田からビジネスかファーストで
ビュンとひとっ飛び
しかもお宿は黒川温泉の高級旅館の離れ…
なんだろうなぁ。。。(^_-)