牛奥ノ雁ヶ腹摺山 2017 6/4 ①

梅雨が来るまえに。
・
・
・
お天気の良い週末が続いている。
妙義へ行った週末に、これでもか、
というくらいの降りかたをされて以来。
雨が降った週末はその時だけ。
しばらく土曜日も仕事で日曜日しか休みがないので
ゆっくり休みたいとも思うけれど
こんなお天気の日に休んでいたらそれはそれで後悔するのは目に見えているので
サクッと行けそうで眺めが良くて人が少なそうな…
よし、湯ノ沢峠にしよう。
AM 5:20
身支度をととのえてスタート。


もう8年も前になるけど
高校登山部の顧問だったT先生に連れられて
大蔵高丸からハマイバ丸を歩いた。
どちらも秀麗十二嶽で眺めが良いのはもちろんのこと
草原のような明るい雰囲気が忘れられなかったので
今日は湯ノ沢峠からまだ歩いていない反対側へ。

梅雨入り目前の6月にしては
寒気の影響で空気は冷たく
振り返ると鎮座している富士山は
これ以上なくくっきりキリっとした姿。
指先がかじかむくらいに冷えている。
6月なのに。


汗をかくこともなくひと登りで
ツツジ咲く絶景ポイント。
ここは、という場所には間違いなくカメラマンが三脚を立てて陣取っている。




なんだろうこの開放感。

すれ違ったカメラマンに
この下にツツジが綺麗に咲いてますよ…
と教えてもらいしばし登山道から外れて斜面を散策。


どこからも富士山を正面に
目を凝らせばあっちにもこっちにも
思い思いの場所にカメラマンが…
登山者よりもカメラマンばかり、この時期はそういう山なのかここは。



それにしても気持ちいい場所。
少し登り返せば甲府盆地の向こうに並ぶ南アルプスも一望。


白谷の丸、茶臼岳。
地図にはノーマークだった気がするけど
ここも秀麗十二嶽に入れてあげてもいいくらいな。



そしてそのピークを越えると
道は美しい森へと続き・・・



来てよかった。

朝の光を受けて葉を透かす緑のシャワーを
浴びて歩く道の気持ち良さったら
なんて清々しくて
身体の細胞ひとつひとつから生きかえるみたいな。



黒岳の山頂は木に囲まれてこじんまりと通過。
それでも標高は2000メートルに近い。




奥秩父の落ち着いた森の雰囲気もありながら。





明るい高原みたいな川胡桃沢の頭を過ぎると
原生林の中を下って行きやがてカヤトの原の一本道。




この斜面を上がれば・・・



気持ち良い空。



AM8:45
うしおくのがんかはらすりやま、に着いた。
( つづく )
- 関連記事
スポンサーサイト