高尾山・多摩森林科学園  2017 4/9

しまこ







去年の今頃も
ここに来ていた。







城山カタクリの里に行こうと思っていた土曜日は
早起きして準備をしようかと思ったところへ飛び込んできた
アクシデントで一日延期に。

日曜はお昼まで雨の天気予報なので
雨では咲かないカタクリを見に行っても
それはなんだかね、な気分だったから
お昼を用意してくれるというヨーコチャンの言葉に甘えて
んじゃ高尾でいっか、と満開の桜に迎えられてケーブルカーへ。










ちょうど一年前も雨の中歩いていた。
その時よりも雨は激しくない代わりに
前を歩く人が向こうの世界へ吸い込まれていくような
錯覚を覚えるほどの白い景色。















小さな煩悩に炎が灯されたような紅いミツマタ。















真っ白な山頂の山桜も
去年とは違ってまだまだつぼみはかたくて
立ち止まることもなく奥高尾への階段を下りていく。





紅葉台の下の五差路は迷うことなく南の巻道へ。










白い空に散りぎわのハクモクレンは
儚さの代名詞みたい。









すみれのデュエット。










若草色の翼が飛び立ちそうな。




いろいろな春のかたち。










とりあえず階段を上がり一丁平まで出てみるものの
真っ白は相変わらず、東屋も団体さんの先客があるので
園地まで戻り奥の空いてる東屋…とまではいかない
屋根付きの休憩所に落ち着いてアヒージョを作ってもらうことに。


トマト
ブラウンマッシュルーム
オリーブ
エビ
パプリカ
そら豆
菜の花
ホタルイカ・・・










先日の武尊山のおみやげの谷川岳
アヒージョやツマミと一緒に
クッと吞み干したらあとはホットウイスキーを。



そら豆の春の香りが鼻に抜ける絶品アヒージョ
美味しかったな。





天気予報ではお昼には上がるはずの雨が
なんだか激しくなってきたので食べたら撤収して
次の目的地へ。




















高尾駅から徒歩10分ほどで
多摩森林科学園。










サクラ保存林に向かうと
歓迎してくれるみたいにこっちを向いて咲いている。










やっと雨も上がって
丘の上にあるベンチでひと息。




















多摩森林科学園のパンフレットによれば

「多摩森林科学園のサクラ保存林には、
伝統的な栽培品種および各地の名木などのクローンが約600ライン収集され、
総数約1,400本のサクラが植栽されています。…」

とのことだから
谷越しに咲き誇るサクラもただ桜色一色ではなくて
白っぽい色から鮮やかなピンク色まで
とても同じ花の種類とは思えないような光景が
どこを切り取ってもそこにある。

























去年のように
一気に暖かくなるわけではなく
もう春は来ているのにまだなんとなく名残惜しくて
冷たい空気が行ったり来たりしているような
そんな春の始めはなんとなく気持ちもざわざわしたりする。

春だから。
春なのに。
春だけど。



久しぶりに味わったそら豆の香りに
子どもの頃、新聞紙を広げた上で
そら豆を剥くのを手伝わされたことなんかを思い出しながら
今年も春がやって来たことを痛感したいちにちだった。





(   おわり   )





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Posted byしまこ

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