上高地  2017 3/4  ③

しまこ







こんな世界が。













大正池から田代湿原まで
歩くのは、実は何十年ぶりのこと。


もちろん冬に歩くのは初めてのことだし
見る景色はすべてが真新しいもの。
そんなことに浮かれていたら
知らぬ間にカメラのスイッチをどこか
触ってしまったらしく
雪の反射と春の明る過ぎる日差しに
空も雪も白くとんでしまって
あとから見たら本当の空とは似ても似つかぬ色(涙)。


仕方ないけど、こんなこともあるさ、と自分を慰めてみる。










タイチローサンは河童橋のたもとに三脚をセットして
カメラ2台を据え付けてタイムラプスの仕込みに余念なく。





と、

「Mさんも来てるかもしれない~!」

共通のFB友だちのMさんが上高地に入ってるかも
とタイチローサンが嬉しそうに教えてくれた。




















あとひと月
雪溶けになればもうこんな場所まで
来ることはできない河童橋の下。
この時期ならではの景色を楽しもう。










五千尺ホテル側は風が吹き抜けるので
西糸屋さんの方へきてお昼ご飯にしましょうね。
屋根から落ちてきた雪のかたまりをよけて簡単なごはんと
マネケンのワッフルの山頂デザート。








ん?あれ?赤いひと?!


タイチローサンがMさんらしき人を対岸に見つけて走っていく。
Mさんはトレードマークのように
いつも赤い出で立ちで山に入っているのだ。










あ、あれはMさんだ~!

ん、誰かと一緒?
え?
もしかして?!







私も思わずかけだして対岸の二人を凝視…


きゃー!Yさんだーーー!!!




富山在住で
四年前の徳沢ミーティングで初めてお会いしてから
ずっとFBで繋がっていた、才色兼備、山もバリバリ、とても素敵なYさん。

でも今はいろんな事情でなかなか山にも行けず…なはずの
そのYさんが目の前にいる!

「Yさーーーーん♡」  「シマチャーーーン!」

河童橋の上で感動の再会 (笑)



そして赤いひとMさんも
三年前に双六の帰り道の伊藤新道でばったりな初対面から
お久しぶりで目の前にいる。

アマチュアで白馬や信州の素晴らしい写真を撮られていたのが
ニコンのプロとして認められてそのカメラのストラップが輝いていた。

2・5キロあるというニコンD5をこの日も3台ぶら下げていた(笑)







おふたりは連れの方もいらっしゃったので
河童橋の上でひとしきりお話をしてまた再会を誓ってお別れした、










まだ時間もあるから小梨平へ。















まるであの稜線には神様がいるかのような、





ここでもゆっくり珈琲を淹れて
ほかに人もいないこの場所を、穂高を
独り占めして心ゆくまでその風景に浸ろう。

























帰りは
小梨平のまっさらな雪の上に
自分たちだけの足跡をつけて。




















あとひと月もすれば
開山に向けて人の入るこの辺りも
まだ静かに雪に埋もれている。

























振り返りふりかえり帰り道。




















焼岳の存在感を感じながら。

























今日はいちにち最高のお天気と
嬉しいサプライズも演出してくれた上高地。

写真ではなく自分の目で初めて見る
白く輝いている穂高連峰。





もう厳冬期は過ぎて
陽射しも空気も春に近いいちにちの
メインで使ったのは
高校生の時から持っているハンガロテックス。





本格的なシーズンまであとひと月と少し。
観光客のいない上高地は静かでいいな。

山に登らない、でも山を感じる、そんな時間に満たされて
またふたつのトンネルを歩いて下っていった。




(  おわり  )




関連記事
スポンサーサイト



Posted byしまこ

Comments 0

There are no comments yet.