入笠山 2016 12/25 ①

・
・
・
登山部での今年の締めは景色のいいところに
ということで候補にあがった蓼科山。
中学生の頃あの山頂を踏んでいて
笹の葉に覆われた登山道と岩ごろごろの山頂の様子は
今でもはっきり覚えているけれど
そこからどんな景色が見えていたのか…
それについては思い出せなかった。
だから今回、まあ雪もついているだろうし
晴れ予報の日曜日、とても楽しみにしていたんだけど。

晴れ予報の割には日の出の時間になっても
空は白く高曇りのままで
南八ヶ岳の峰々はなんとか山頂までその姿を見せているのに
縞枯山あたりから美ヶ原のあたりまでは
どんよりどよどよ、な邪悪な雲に覆われている・・・
それを見て、雲の中へ突っ込むのもね…
と今回はあっさりと第二候補だった入笠山へとUターン。
こんな上まで車で上がれちゃうんだ、
と贅沢なことを言いながらもとりあえず
ゴンドラには乗らずに登山道で行きましょうかね。
景色の良いことで言えばここは文句のつけようはないはず。






足元に雪がちらちら
寒さはそこそこ
でもまだまるで秋の終わりみたいな登山道をゆるゆると上がる。



気をつけてー!
と言いながら何かを期待する含みのある笑顔…(笑)





本当なら今の時期でも真っ白でスノーシューのメッカみたいな
このあたりもなんだか雪もマダラで寂しい景色。






夏にはお花畑の斜面を登っていくと
少しずつ青空の分量が増えてきて
振り返ると。。。
正面に蓼科山の綺麗な姿が。
んー、、、まあ、こんなものでしょう。。。









木々がなくなって空が広がってくると

うわァ。
白いラインがずっと続いている。
やっぱり北アルプスはひときわ白く輝いてる。




雲に浮かぶ富士と甲斐駒。
こちら側から見ると手を触れれば傷つけずには済まさないような
ひときわ厳しい表情をして鎮座している。


そして八ヶ岳が
はしからはしまで一直線に見えるんだ、ここからは。
( つづく )
- 関連記事
スポンサーサイト