爺ヶ岳 2016 9/10・11 ①

「ミーティングするよ、ミーティング。」
チームゴローで霧ヶ峰を歩いたのは6月のこと。
ゴローのブーティLで歩き始めて3カ月。
ヒリヒリするような山に行きたい…この靴で。
そんなことを呟いてから
浅草岳、 阿弥陀岳、雨飾山、燕岳、苗場山、船窪小屋、白馬岳・・・
そのつぶやきは現実になって
今まで知らなかった景色に私を連れて行ってくれている。
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そしてチームゴロー。
秋のお山の相談をするはずが
この週が空いてるからどこか行こう!
ということになりTさんが一度行っている鹿島槍ヶ岳に決定。


AM4:30 室堂
出発の準備をしてふと見上げると
真っ赤に染まる稜線。
どんな景色が待っているのかまったく想像もつかないけれど
お天気は大丈夫そう、さあ出発しよう。
おニューのザックのKちゃん。
新しいもの身につけるだけで嬉しいよね。





日帰りで行くのか
小さなザックで身軽に歩く人の姿も多い。

それにしてもきれいな空。


モミジ坂で眩しい朝陽を浴びて目をさます。



葉っぱの上のイクラ(笑)
集めてご飯に乗せたらイクラ丼に見えるよね~♪
これはなんだろうねと話しながら朝イチの急登をやりすごす。
(帰ってきてちょっとだけ調べたらやっぱり虫の卵なそうな。)
そんな軽口を言い合ううちに八ツ見ベンチへ。





急登やガケをやり過ごして振り返ればこの景色。
針ノ木岳の稜線かな。



ケルンを過ぎると見えてきた種池山荘。
なだらかで素敵な稜線の上に。




次々出てくる表示や
たまに見え隠れする種池山荘に励まされながら歩くけど
テント担いでだと
なかなかペースは上がらないね。
ふーっ、がんば、がんば。




道も少しずつ緩やかになって
向かいに見える針ノ木岳もだんだん同じ高さになってきて。
いつか向こうも行きたいね~。




そして目を奪われるのは
種池山荘から続くあの稜線。
北欧の森みたいな、、、ノルウェイの森みたいな、、、(Kちゃんのblogから引用)
オオシラビソが雰囲気を出していい感じ。


見上げると
ちょっとだけ秋がそこにいた。





ひとりずつ、慎重に、かつ素早く通過。




そして最後の鉄砲坂。
かなりキツイけど最後の踏ん張りどころ…


先を歩くKちゃんの姿が見えなくなったと思ったら
上の方から
「キャー!」とも「ギャー!」ともつかない叫びが聞こえてきて・・・
何事かと思って樹林帯から飛び出てみると
オレンジ色の三角屋根がそこに見えていた。



一面のチングルマの斜面の向こうには
雲の合間からちらちらと爺ヶ岳も見えている。

AM 10:55
種池山荘に到着。
ああ、おつかれさま。
( つづく )
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