苗場山 2016 8/11 ③

その山頂は展望のない
木に囲まれた一角だった。

もうこれだけ広いと
どこが山頂でも関係ないような気もするけれど
山頂に本当に一輪だけ日光黄菅が咲き残っていて
ここが山頂よ、と教えてくれているような気がした。



いい具合にお腹も空いたのでとりあえずのカンパイを…
んーーーーー、美味しい♪


カップヌードルにおにぎりのテッパンの山ごはん。
リホサンは旦那さんであるシゲシゲが
担いできて作ってくれる焼きビーフンを二人で美味しそうに食べている。
そこは素直に羨ましいなあと思うけれど
山では自分一人で何でもできなければいけないからサ・・・
とカップヌードルを汁まで完食する私。。。
そして
ペロリと食べたら山頂デザートを。
マンゴープリンフルーツまみれ♪

そして今日は山の日。
「11時から山頂で記念品を配りますからどうぞ~」
と声をかけられて荷物は広げたままとりあえず山頂へいそいそと向かう。
聞きつけて集まってきた人たちで50人くらいはいただろうか、
新潟日報の記者さんが来ていて
明日の紙面に載せますので皆さん山頂標識の所へ集まってください!
パシャリ、
と記念撮影のあと、いただいたのは山の日記念の手ぬぐいだった。
かなり嬉しい^^


珈琲も飲んでシアワセなひと息をつく。
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少し散策してみようか
青い空に刷毛で無造作に書いたような雲。
谷あいから湧き上がる雲。
広い湿原。
続く木道。
どこまでも歩いてみたくなる道。





他のコースも歩いてみたくなるけれど
日帰りの悲しさ、そろそろ戻らないとね。




ここで平らな湿原は終わり。
みんな下りたくなくてずっとここからの景色を眺めている。










あっという間に上ノ芝。
この景色の中にいるのももう少し。
名残惜しくて休憩しちゃおう。



朝は涼しい、冷たいくらいの秋の風が吹いていたけど
さすがにこのお天気、お日様が真上にあると
ジリジリジリジリ照りつけられると
暑くて早く樹林帯に入りたい…と思ってしまう身勝手さ。



歩きごたえのある道を黙々と下り
和田小屋が見えてきて登山道は終わった。


ハルミサンが手づかみで捕まえた赤トンボ^^


前を歩く3人を見ながら
子供の頃の夏休みのような光景に
今日も楽しかった山とメンバーに感謝しながら車へ向かう。

夏休み。
やっぱりいい響きだなぁ。
( おわり )
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