燕岳 2016 7/23・24 ①

燕山荘に泊まるんだけど一緒に行かない?
シゲシゲと奥様をはじめとする登山部マダム部会が
かなり前から山荘を予約して満を持して臨むという燕岳。
燕岳自体は3年前にシゲシゲと奥様リホサンとサチと4人で行っている。
でもサチと私は翌日に予定がありテント泊の2人を残して
山頂踏んで小屋でビールを飲んだら即下山、と日帰りの山だった。
まだ車空いてるんですか?私も行ってもいいの?
と一応確認して同行させていただくことに。
今回ご一緒させていただくハルミサンとリミサンも
何度か山でご一緒ささせていただいてるし
燕山荘に泊まれる♪ そんな機会もそうそうないし
あの稜線からまた槍や向こうの山々が見えればいいなぁと…。
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金曜日23時。
地元出発。
果たしてこの時間に出て中房温泉の駐車場に止められるのか…

去年秋に中房温泉へ向かう道のかなーーり下で、
真夜中丑三つ時に、警備員さんに、
もう一杯なのでここから上がれません!
とUターンさせられた苦い記憶が蘇り、一時間出発を早くしたけど吉と出るか凶と出るか…




AM 5 : 50
なんとか、本当になんとか、
あと一台、二台の差で停められて、少しだけど仮眠をしたら準備をして出発!





青空の下、爽やかな空気と明るい陽射しの下を歩ける幸せ。
もちろん雨の山の風情は言葉にできないものもあるけど
初心者も一緒の今日は青空で本当に良かったと
急登が続くけれど陽射しがあるだけで足取りは軽い。
あ、もうベンチだ!
2度目となると少しだけど余裕が 笑




合戦小屋のケーブルの下を通過。
これは何?
と聞かれ、上にある合戦小屋に名物のスイカ(だけじゃないけど)を運ぶケーブルですよ
と答えると、えーーーっ!とびっくりされる。
スイカ運ばれて来ないかなあ~と上を見上げるけれど
そんなに都合よくスイカは運ばれてこない。




なかなかいい感じでベンチに到着。
息を整え、水分を補給して前に進みます。
夏山シーズンの土曜日、さすがに次から次へと途切れることなく続く登山者。


登るにつれてなんとなくガスが…
そんな中を空飛ぶスイカ。


ここへきてガスの中へ…
涼しくて歩くにはいいけど、上に出るまでに晴れてくれないかな。

あと5分。。。スイカ。。。




AM 8 : 50
すっかりガスに包まれた合戦小屋に到着。
ベンチも一杯だけどほとんどの人がにこにこスイカにかじりついている。
前回はスイカも食べずにささっと通り過ぎてしまい
なんとなく心残りだった実は大好きなスイカ。


スミマセン、ふた切れを五等分してください!
と、細かい注文にもサッと対応していただいて
ありがとうございました。
それにしてもこのスイカ包丁、すごいな。。。

いただきマーーース!
汗だくだくでたどり着いた身体に染み渡る甘さと水分。
美味しい~!


スイカも食べて大休止。
その間にも続々と上がってくる人。
みんなあの稜線からの景色を楽しみに
辛い登りもがんばるんだよね。

ちらほら夏のお花も。
上へ上がるとお花畑がきっと綺麗ですよ~。





お、なんとなく青空も…
もしかしたらガスなのはこっち側だけで
山の向こうは晴れてるかも…
以前常念岳の時も松本側はガスガスで大雲海の下、
乗っ越しへ出たら槍ヶ岳が綺麗に聳えていたことを思い出したりして
淡い期待に鎖場も無事に通過。
山荘はまだ見えないけれどだんだん近づいてきてお花たちが最後の登りを励ましてくれる。







そして
屋根の上には青い空。


テン場の向こうも青い空。





AM 10 : 10
きたー!山男さん、おひさしぶりです!





燕山荘に到着。
今日はお世話になります。
( つづく )
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