浅草岳 2016 6/18 ①

ヒメサユリを見に行こう。
去年行った大朝日岳ではまだ蕾にしか逢えなくて
その咲いている姿を見に行こうと計画された山。
最初は守門岳の予定が、
咲き具合をチェックしていたシゲシゲがこっちの方が凄いみたい
と、直前に変更されたのが浅草岳だった。
失礼ながらほとんど初めて聞くその山の名前。
守門岳とて遥か遠くというイメージしかなかったのに
浅草岳は守門岳のさらに奥にある
新潟県と福島県の境にある山だった。

ところが
ほんの前日になってシゲシゲは体調不良で行けないという連絡。。。。
それでもいつものようにタイチローサンが家まで来てくれるとのことで
私とカヨちゃんをピックアップしてくれて
イーズミサンたちと合流する赤城高原SAへ深夜の関越をひた走ります。
午前3時過ぎ。
赤城高原SAでイーズミサンご夫妻と
お久しぶりのハッシーと合流。
今回はシゲシゲ抜きのこの6人で小出インターから登山口へ。
最初の計画では六十里越登山口からの往復。
車2台あるなら周回コースにしましょうよ、
というタイチローサンの提案で
急遽六十里越に一台を置いて田子倉登山口へ。

AM 6:00
駐車場に車を停めて準備をしたら
策もなにも無い只見線の線路を越えて登山口へ。





大きな森が続く。
その雰囲気はあまり今まで経験したことの無いような。














豊かな森の道。


去年の大朝日岳よりも
もっともっと深くて大きな
ヒトの手の入らない。
ここを歩くと南アルプスでさえ
とても整備された山域に思えてしまう。





ちょっと休んでいるだけでも絵になるイーズミサン。
今回、いつもムードメーカー的なシゲシゲがいないけれど
物静かでそこにいてくださるだけで安心感のあるイーズミサンが
後ろを歩いてくださっているだけで
パーティの雰囲気もぐっと引き締まるものがある。




やがて空が抜けてきて
登山道が岩がちになると
痩せ尾根に乗り上げるようにそこに出た。田子倉眺め。

振り返れば・・・







朝は雲に覆われて白かった空の
青空と雲のせめぎあい。
山頂付近にかかる雲は多分また
山頂に着く頃には晴れてくるんじゃないかな・・
相変わらずあいまいな確信をもって足を進める。




鬼ケ面眺めとよばれる場所から見る鬼ケ面山は
やはり上だけ雲に覆われて
正面に見える雪渓とその急な谷だけを印象に残して
この時はまだ
あの道がどれだけ厳しい道かという全貌はみせてはくれなかった。










ロープなども最低限にあるだけの
普段歩いている山域からするとかなりタイトな
でも楽しい道がつづく。



そして
初めて出逢う姫小百合。

清楚な淡いピンク色の美しい立ち姿で道の脇に咲いていた。
はじめまして。
( つづく )
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