景信山~高尾山 ③ 2016 5/14

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まだ行ったことのない山の話を聞いたり
山を歩くときの持ち物なんかは
それぞれ違うスタイルがあって
山の上でそんな話を聞いてるだけで楽しくて
今日も山頂ランチの時間はたっぷりと。
でもあっという間に過ぎていく。




午後を回っても
さわやかな乾いた風が吹く裏高尾のメインストリート。


小仏峠では
お天気の良いときだけ出る
露店の詳細地図の販売をしていて
見せてもらいながら
高尾山詳細地図の初版ユーザーですというと
小仏峠限定のタヌキシールを下さった。
もちろんsさんにもオススメして
sさんはコースタイム入りの改訂版をゲット。




小仏城山へは巻き道を行き
山と高原地図では波線になっている
日影沢へのルートの入口など確認しつつ
こちらもまだまだ賑わう山頂へ。



魅力的な看板だけど
誘惑を振り切って。。。




前回来た時に
水仙やムスカリで春色に染まっていた花壇は
もうその面影もないくらい鬱蒼とした一角になっていたけれど
ここから先、遊歩道のように整備されたすぐ脇に
キンランなんかも咲いていて
景信山の山頂までのみどり一色だった道から
色のある世界に戻ってきたような
やっぱり花を見つけると素直に嬉しかったりする。




意外なことに
この辺は歩いたことがないというsさんに
どの道を行きますか?の問いかけに
お任せします、と言われたので
ふだんあまり歩かないけれど
ちょっと真面目に歩いてみようかと
紅葉台への階段直登、真ん中のみちを上がってみる。


艶やかなピンクの
イロハカエデの実に思わず足を止めると
もうそこは一軒屋の茶屋細田屋さんだった。




ちょっと一息つきながら
細田屋さんのご主人と
山バッジコレクション談義や
「さっきニッコウキスゲを見たんですけど…」の問いかけに
それはキツネノカミソリでは…の冷静なやりとり(笑)
高尾の花の話やいろんな話に
楽しいいっときを過ごさせてもらい
次回はところてんを食べにきます…と心に誓って
紅葉台をあとに喧騒の高尾山山頂へ。




急に現実へ引き戻されたような人混みの山頂から
最後の抵抗のように4号路へ。




吊り橋を渡り淨心門へ出ればこの山旅も終わりが見えてきて。
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1号路の途中で見かけたササバギンラン。
でも哀しい哉、盗掘注意の札がつけられて
豊かな自然もこれが現実。






よく歩いた今日の一日。
駅で高尾トクトクブックをもらって
ご褒美のように高尾山のラッピング電車に乗って
もちろん「あさかわ」へ。



おつかれさまでした。
今日一日ありがとうございました。

ビールに熱燗・・・
ほどよい疲れにアルコールと美味しい料理が効いていく。
そして
なんとここでもサプライズ。
偶然隣り合わせた方々が
SNSのフォロワさんのKさんとTさんだったり。。。
朝から晩まで楽しかったいちにち。
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コースタイム入りの高尾山登山詳細図もいいなあ・・・
なんて思いながら
高尾トクトクブックの花図鑑で
これを書きながら花を調べている。
何度行っても、誰と行っても楽しめる高尾。
いつもの山だけど
いつもとは違う山になる。
やっぱり今年も
5月の第二土曜日は特別な日。
( おわり )
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