扇山~百蔵山 ① 2016 5/5

GW8連休。
まぁ間の平日は自主的に休むのだけど
だからと言って海外旅行とか長期間縦走とか
そんなことは皆無。
これだけまとまった休み、
普段出来ないことに手をつけようと
もう着ない父の羽織をリメイクしようと
裁縫道具を引っ張りだしてきてみたり。
お天気は良くても低気圧が通り過ぎるから
やっぱり山では遭難とかあるんだろうな
と思っていたら、やっぱり今年も何件も起こっている。
下界は夏日だったりするけど
3000mの山の上では
ひとたび天気が崩れれば真冬に逆戻りで雪の状態も
めちゃくち厳しくなって一番難しい時期だと思うのに
よくみんな行くよなあ…と思ってしまうのだ。
GWはいつも。

そんなことを考えながらも
約束していた5日の日は
朝からピーカン!風もなくて最高の一日になりそうな予感。
日ごろの行いかしら…と思いながら
待ち合わせの高尾発の普通列車でケーさんとaさんと合流します。
連休前半に二人が行ってきた雲取山の話などを聞きながら
鳥沢駅まで。



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今回は日帰り扇山でもいいかな?と打診されて
その代わりお昼ごはんもデザートも用意するから
何も持ってこなくていいよ~♪
とケーさんから事前に言われていた。
けど。
この数日前の雲取山の初テント泊でケーさんは
会津駒ヶ岳の時のように足が攣ってしまって…
という話を事前に聞いていたので
いや、まてよ、
何も持ってこなくていいと言われても
ケーさんまた無理してそんなに担いだら。。。
と一抹の不安(ゴメンね 笑)
う、うん、ありがとう、と言いつつ
あまりムリしないでね~、と。
一応最低限の自分のものはかついでいくことにしよう…
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一日一本という登山口までのバスに乗り込み
新緑の爽やかな風に吹かれて
富士山も車窓からバッチリと眺められる道を
登山口まで揺られます。



木漏れ日の中をゆっくりゆっくり。
初めて見るイカリソウや道端の花に足を止めながら。






水場を過ぎてしばらく頑張ると
スッキリとした富士山も見えてきて
それだけでテンションも上がるのに
登山道は明るいブナの森になって。
その木漏れ日と黄緑色の爽やかさに
いちいち溜息をつきながら
(多分溜息ではなく深呼吸ともいう…)
上を向いたり横を向いたり
おしゃべりしたりカメラを向けたり
この爽やかな緑の中を歩くのが
楽しくて楽しくて仕方がない。






いつもいつも思うけれど
自分が生まれた季節が多分一番好きなのだ。
こんなに爽やかで気持ち良い季節に生まれたことを
この時ばかりは本当に誇らしく思う。









百蔵山との分岐を過ぎると
さらに広くて明るい尾根に乗り
扇山の山頂がちかくなってくる。







賑わう山頂。
先についているaさんは
日帰りにしてはやけにデカいザックを下ろそうともせず
富士山に見入っている。
私はといえば
その横に自分のザックをさっさと下ろし山頂を満喫。


ここでお昼ごはんの人も多いけれど
百蔵山まで行ってご飯にしよう、という事で
3人で写真を撮りあったら百蔵山へ出発。


一度分岐まで戻り
百蔵山への縦走路に足を進めます。





大久保山のかわいい山頂を過ぎると
え。。。。
と思うくらいの急坂を
まだ下るの。。。
というくらい下っていく。


普段だったらめげてしまいそうなところだけど
今日は全然平気。





気持ち良い緑の中だから。
それよりも、まだまだこの緑の中を歩けることの方がうれしくて
ケーさんと二人、気持ちいいよね~🎶 と言いながら下っていく。
( つづく )
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