山頂デザートな日々

麻生山  2017 11/19  ②

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冬のすぐ近く・・・今年も作った自家製ラムレーズン。市販のクッキーにクリームと挟んだりしてみるけどなんとなく物足りなくてそれならば自分で作ってしまえばいいんじゃないかとかなり甘い考えだったけど出来てみればそれなりに。やっぱり濃厚なクリームとバタービスケットと相性ぴったりで。風は冷たいけどお尻に根っこが生えそうな。気持ち良い眺めがあればこそ。一時間半近くものんびりと山頂で過ごしたらゆるゆる金比羅尾根へ...

麻生山  2017 11/19 ①

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秋の足あとを・・・気がつけば秋も駆け足で去って高い山ではすっかり雪の便りやら立冬を過ぎて東京もすっかり冷たい空気に入れ替わってしまった日曜日。朝から雲ひとつないこんな日は始発に乗らなくてもゆっくり歩ける五日市へ。AM 9 : 30いつもは人影のないバス停に今日はなぜか長蛇の列。麻生山ブームが来てるのかしら…。・・白岩滝のバス停でほとんどの人を吐き出したバスを見送って出発の準備をしながら様子を伺うとどうやら今...

蝶ヶ岳  2017 11/4・5  ④

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・・・夜の空の下よりも強く吹く風に頰をつきさすような冷たさにそれでもこの朝の時間をゆっくりこの目で見てみたい。あけてゆく空の移り変わる色を。雪より白く輝く月は穂高に寄り添うように。振り返ればオレンジに染まる地平線。ここから富士山が見えることも初めて知った。赤い光に包まれる。指も鼻もちぎれそうな寒さだったけれどそれでもみたかった景色は期待を裏切ることなく山の上で迎える特別な朝の1ページに加えられた。...

蝶ヶ岳  2017 11/4・5  ③

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月に蠢く波・・ ・風。  雲。  雪。  空。それぞれが創り出す一瞬も同じ光景のないその景色。 これまで7回ほど蝶ヶ岳に来たけれどそのどれもが上高地側からの日帰りという限られた時間の中での眺めしか見てこなかった自分には目の前で繰り広げられている自然の演出は一瞬たりとも目が離せなくてどこを向いても新鮮で息を呑んでその場に立ち尽くすしかなかったんだけど。傾いた太陽と雲の饗宴にふと振り返ればブロ...

蝶ヶ岳  2017 11/4・5  ②

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青空の気配・・・・・おつかれさまでしたー!受付をして荷物を置いたらまずはともかく。周りの人が食べてるカレーが何とも美味しそうなのでつられて注文。美味しい~♪あったか~い♪こんな写真が撮りたいな~そんな話をしながら館内に飾ってある山岳写真家の菊池哲夫さんの写真を見ていたら「ここにご本人居ますよ!」と、撮影ツアーで生徒さんと来ていた菊池先生ご本人を紹介されて「えっ!!!」菊池先生は気さくにいろいろお話し...

蝶ヶ岳  2017 11/4・5  ①

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カレンダー通りの三連休になったけれど真ん中土曜日のお天気がどうしても悪いまま。先月からずっと雨に祟られている週末だけに今回ばかりは何としてでも山に行きたい。。。。ならば日曜のお天気の回復に賭けて小屋締めになるヒュッテ泊まりで蝶ヶ岳に行こうか。低気圧よ、悪さをしないで静かに離れて立ち去っておくれ、ともう神頼みみたいな心持ちで深夜の中央道をひた走り三股に到着した。毎年蝶ヶ岳へは行っているけどいつも5月...