高尾山・小仏城山 2017 9/11
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根が無精なので最近は特に高尾でさえもひとりで山に行こうという気になかなかならない。土日にも仕事が入ることがあるので休める時には平日休みにするのだけれどよほど気合を入れないと家からほとんど出かけずに1日終わってしまうこともザラにある。夏ももう去ろうとしているし近くでもいいから、というと高尾か丹沢くらいしかないけどどこか行きたいなあ、と思っていた。でも平日に付き合ってくれるメンバーはほとんどいない。あ...
唐松岳 2017 8/27 ③
夏の匂いと秋の気配と。・・・山頂は人で溢れかえっているもののくっきりとした稜線の北アルプスの山々は緑濃く黒々として美しく長野側を埋め尽くす綿飴のような雲海との対比が素晴らしい光景。うれしくってバンザイしちゃうよね♪目の前には剱岳。前回来たこの山頂は真っ白けでナーンにも見えなかった分今日はこれでもかというくらいお昼をまわっても雲にも隠れずスッキリと美しい稜線と山襞を見せてくれている。思わず笑顔しかな...
唐松岳 2017 8/27 ②
水鏡。・・・デッキが作られた場所で手招きするタイチローサンのいる場所まで行ってみると。それは今までSNSや、他の方のblogなどでずっと見ていていつか自分の目で見たいと思っていた八方池に映り込む白馬三山や青空の水鏡だった。直前まで池を覆っていたガスが抜けてまるで待っていてくれたかのように見せてもらった光景は映り込む人の表情までそのままに空の青さと山肌の白さをさらに増して本当に美しかった。私たちが八方池を...
唐松岳 2017 8/27 ①
夏の仕舞い支度。・・・タイチローサンとシゲシゲが骨折した7月。絶好の夏山シーズンを棒に振った二人は夏の間、とてもおとなしくいい子にしていたみたいだった。あいにく、というか、残念ながら、というか二人にとってはシメシメ…と思っていたかも知れないけれどこの8月は天候不順で東京では連続20日間だか毎日雨が降っていたりだとかそれは他の地域でも五十歩百歩な状況で気がつけばそんなお天気の中もうそろそろ八月も終わりが...
立山・奥大日岳 2017 8/12~14 ⑦
黎明の早月尾根。ヘッドランプの光がチラリチラリと輝く。ビロードのような雲海から伸び上がるのは大きな大きな薬師岳。まだ眺めるだけの憧れの山のひとつ。AM 5:20お花畑の向こうに劔岳を見ながら朝ごはん。3日目なのでシチューにパンの簡単なメニューだけどこんな景色の中で食べられるだけで とびきり美味しくなるのだからたまらない。ゆっくりと蠢く雲。劔御前と前劔の間に虹を見る朝。富山平野から這い上がる雲にとうとう...
立山・奥大日岳 2017 8/12~14 ⑥
待っていてくれたね、劔岳。しばらく固まってたヨーコチャン。私はといえば地図を眺めていてぜひその目で見たいと思っていた硯ケ池。どんな由来があるのかわからないけど。間近で見るその大きさに圧倒されつつ少しでも近くに行きたいから別山の北峰へ。急げ急げ。ざぶん、ざぶん、と寄せてくる波のような雲たち。もう少しだけ待って。AM 10:20別山の北峰で早いお昼ごはんをいただきます。ロッジ立山連峰で作ってもらったお弁当は見...
立山・奥大日岳 2017 8/12~14 ⑤
このご利益で。・・・ヒヨコくらいの大きさのヒナたちは6羽ほどいてちょろちょろチョコマカと楽しそうに歩き回っている。雷鳥母さんは小さな声で「あんまり遠くへ行っちゃダメよ」とでも言うように絶えず鳴き続けてここにいるからね、とヒナたちを見守っていた。こんなに小さなヒナたちを見たのは高校生の時の南アルプスの合宿の時以来かもしれない。荒川岳付近で行く手行く手に現れる小さなヒナたちを踏まないように歩いた記憶が...
立山・奥大日岳 2017 8/12~14 ④
三十年ぶりの景色。・・・真上には一点の曇りもない空が広がる。 午前7時になると社務所から御神職がお出ましになって山頂の雄山神社へと上がっていかれた。ヨーコチャンは御朱印を私は手ぬぐいをそれぞれのお土産に。奉納代(お代)を払う時に巫女さんに思わず「三十年ぶりに雄山に来ました。」 と言うと「まあ、じゃあ子供の頃にいらしたんですね!」と言われ思わず汗が出そうになったけど 笑にこにこ笑って社務所を後にし...
立山・奥大日岳 2017 8/12~14 ③
雲の上に広がる世界は・・・8/13 SunAM 3:00 起床荷物をまとめてロッジを出たのが3:40満天の星空、先週の巻機山と同じくオリオン座が山の端に沈んでいく、そんな星時間。秋田沖に居座って退いてくれない低気圧のおかげかどうしてもスッキリとは晴れずになんとなく刷毛で描いたような雲たちが夜空に景色を作り出している。雷鳥沢から一の越へ。みくりが池のお隣の小さなミドリガ池に差し掛かるころ立山は池面に静かに...
立山・奥大日岳 2017 8/12~14 ②
あくせくしない夏休み。今日中に何処かまで行かなければこの後の行程が…とかそんな心配をすることも一切ない。おひるごはんの後はもちろんかけ流し温泉へ。サラサラとしたお湯にゆっくりつかってポカポカになってウトウトしかけていると窓の外側急に明るくなったので…来た! 青空っ!雨上がり皆嬉しくて外へ飛び出す。待ちに待った青空だもの、夏休みの。これが雷鳥沢だよー。さらに華やかになったテント村まで明日の下見も兼ねて...