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御嶽山  2019 7/20・21  ①

 09,2019 17:19




「ヘルメットかぶって!!!」



朝5時半過ぎの御嶽山ロープウェイの一番下の駐車場は
ヘリコプターの荷揚げのための基地のようになっていて
ただならぬ緊張感に包まれていた。

二の池ヒュッテのオーナーである「ゆりさん」と
朝5時に木曽福島のセブンイレブンで待ち合わせをして
初めましての挨拶をゆっくりする間もなく

「ヘリ飛ぶかもって連絡あったから、ロープウェイの一番下の駐車場まで来てね!」

それだけ言い残しゆりさんは
目にも留まらぬ速さで車を走らせ彼方へと消えて行った。


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梅雨の季節とはいえ
ほぼ毎日のように降る雨と
これはのちに知ったことながら
荷揚げを担うT航空のヘリコプターがいろいろな事情から
まともに使えるのが一台しかないという緊急事態に
なんと20日近くも荷揚げが出来なかったというところへ
今日の朝一番に 「ヘリが飛ぶかもしれない」 という連絡を受けての荷揚げの準備。


「はい、誰かこれに書き込んで荷物に貼って!、あとの人はこっち来て!」

ゆりさんはテキパキと素人の私たちに指示をしながら
荷揚げの準備を始め、ヘリコプターの到着を待つ。


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「御嶽山行かない?」


タイチローさんから提案があったのは
秋田駒の予定を立て始めたのと同じころ。

SNSつながりのHさんやSさんなどの影響で
仲良しのタイチローサンも二の池ヒュッテの小屋開けのお手伝いをしていたのが
ついこの前の話。

今年は7月1日から剣ヶ峰への入山規制が限定的に解除されて
本格的な夏山シーズンを迎える直前
この荷物が上がらなければかなり厳しい状況下なのだ。
ヘリが飛ばない場合は、要は私たちは歩荷要員で
とにかくキャベツを担いでね、と言われていた。

だからヘリが飛ぶということは
私たちにとっても願わしいことなのだけど。


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剣ヶ峰山頂の新しい社殿や狛犬も
その時を待っている。





雨もポツポツ降り始めている。
山に雲がかかって目視できなくなればヘリは飛べない。

こちらから飛んでも上で降ろせなければ
そのまま帰ってくる場合もあるという。

他の山小屋などの荷物もあるので
順番を待たなければいけないのもジリジリとする。
でも、どこの山小屋も同じ思いで
ここでの荷造りなどはどこも協力しながらすすめられる。



そして二の池ヒュッテの荷物の第一弾が
ヘリに繋がれた。


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お願い!無事に行って!


皆の願いを乗せて飛ぶヘリをいつまでも見送りつつ。


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ヘリが上まで行って荷物を降ろし帰ってくるまで
ほんの10分くらいなものだ。

上からはゴミや不要なものを下ろしてくるので
、それの片付けもしなければならない。
あちこち走り回り、次の回の荷物をまとめ
じっとしている暇はない。

ヘリが上げられる重量も決まっているのでそれぞれの重さを計算して
それをオーバーしないように荷物をまとめるのも大変な作業だと知る。


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やがて雨は本降りになってしまい
山も雲で覆われてしまったので
とりあえず今のところこれ以上は飛べないということで
ゆりさんたち小屋スタッフは残り
私たちは上山することになった。


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気がつけば午前9時半。

夢中で荷揚げの作業をこなし
自分たちの準備をしてロープウェイに乗り込んだ。


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八合目まで来ると
いきなり視界が開ける。

樹林帯が終わり
見上げると御嶽山の稜線が見えている。


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数え切れないほどの像が雲海を見下ろす
それはちょっと異様な光景でもあった。


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登山道が山荘の中を通る
石室山荘。


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そこを抜けると
さらに荒涼とした光景が広がっていて
今までの山のどことも違う感覚の中を歩いていく。


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あれが二の池だよ。


まだ雪渓が残る二の池を横目に剣ヶ峰へと向かう。

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王滝ルートは今も封鎖されたまま。


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やがて、取り壊し中の剣ヶ峰山荘が見えてきて
もうこの上が剣ヶ峰と知る。





(   つづく   )






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