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蝶ヶ岳  2017 11/4・5  ④

 18,2017 17:44




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夜の空の下よりも強く吹く風に
頰をつきさすような冷たさに
それでもこの朝の時間を
ゆっくりこの目で見てみたい。

あけてゆく空の
移り変わる色を。





雪より白く輝く月は
穂高に寄り添うように。















振り返ればオレンジに染まる地平線。















ここから富士山が見えることも
初めて知った。










赤い光に包まれる。















指も鼻もちぎれそうな寒さだったけれど
それでもみたかった景色は期待を裏切ることなく
山の上で迎える特別な朝の1ページに加えられた。







温かい珈琲とバナナケーキ
そしてストーブで解凍されて
やっと指の先まで血が巡り
人の世界に戻ってきた。





と言っても今日は小屋締め
泊まりの人は8時までに小屋を出なければいけないので
本当はもう少し風が弱まるのを待ちたかったけど
小屋で知り合った方や菊池先生にもお礼を言って
荷物をまとめて外へと。





すっかり青と白の世界に。















ヨーコチャンとタイチローサンが
燕山荘の小屋開けで燕岳に行った時にいた方と
今回小屋閉めの蝶ヶ岳でもまたバッタリとか
山の世界は広いようで狭かったりする。

蝶槍まで往復するというその方たちを見送ったら
私たちは蝶ヶ岳の山頂まで行って下山しますかね。



































楽しかったね。

パーフェクトなこの景色も見納めだね。




















槍もサヨウナラ。








































下までおりてくると
まだ秋の色。




















昨日は見えなかった常念さんもご機嫌のようだ。




そしてお風呂に入ってさっぱりしたら
去年焼岳の帰りに時間が遅くて
パンだけ買って帰ったパントキさんでランチをして帰ろう。










一階のパン屋さんでパンを購入して
飲み物やスープを頼めば
二階のイートインで食べられるという。


ご主人が作る椅子やテーブル、このしつらえが素敵で
古いステレオから流れる音は優しくて
今日は 「このへんで採れるリンゴなんですよ」 と
デザートにりんごをサービスしてもらい
お尻に根っこが生えそうだった。



























あれから半月近く経つけれど
どうしてもあの稜線の朝の光景を
なんて言い表したらいいのか言葉を持たない哀しさで
なかなか蝶ヶ岳の記事を締めくくれなかった。


でもそれならそれでもいいのかも。

言葉で表現出来なくても
あの光景は目に焼き付いてるから。

そう思うことにしよう、そうしよう。





(   おわり   )





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