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巻機山  2017 8/5・6  ④

 21,2017 00:36




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朝の金色の光を。












眩しい夏空の下
明日の朝行く予定の牛ヶ岳は
綿飴のような雲に覆われてその姿を見せてはくれなかった。

























ゆっくりと歩いていたのでもう4時を過ぎて
そろそろお腹もこなれてきたので小屋へ戻ることに。















気持ち良い夕方、他の泊まりの人たちも
外のベンチでこの時間を楽しんでいる。

おつかれさまでした!

スナック・マキちゃんの開店。
どれだけお酒を担いできたのか(笑)





ポテサラキュウリに絶品オイルサーディンにお酒はススム。















巻機山で呑む八海山…

あてのごぼうハンバーグに鯛めしと
今回はちょっとだけ和風テイストで。










気持ちよく酔いも回ってお腹も満たされた頃
ガスに覆われそろそろ小屋に引き上げましょうか。



ランプの光に夜は更けて。







8/6 Sun

AM 3:00起床
夜半には雨も降ったということだけど
外に出てみれば星が輝く空。

牛ヶ岳で日の出を見たくて
3:30過ぎにはヘッドランプを点けて出発。





織姫の池に映る
先行者のランプの灯りが
まるで明けの明星のように。















稜線に出る頃には
黙って夜は終わりも告げずに去って行き
ほんのりと明けていく空に
まさに 「かはたれどき」 (彼は誰時)を体感する時間。










池塘の闇も無言のうちに明けていく。



夜から朝への彼は誰時。

世界の輪郭がぼやけて闇が目を覚ますと
それはただ夢の景色のように美しい眺めだった。



果てしなく続く雲海の、上にいるんだ。















昨日はガスでその先へ進めなかった場所からは
茜の空にその姿を映し出した牛ヶ岳が見えていた。


あゝ
こんな風景を用意してくれていたから
昨日はもう帰りなさいと言われたんですね。























































こちらも特別に山頂標識のない牛ヶ岳には
避難小屋に泊まっていた人たちが数人いるだけ。

夏の最盛期にこの景色をこの人数で独占してるなんて。















湧き上がる雲の上から
ようやく届いた今日一番の光の矢が
ガラスビーズのような水玉の一つ一つにその光の糸を繋いでいた。















日の出を見届けてぽつりポツリと帰っていく人たち。

え、もう帰ってしまうの?


言葉に尽くせない景色に見惚れていると
気がつけば山頂にはもう誰もいない。










朝の金色の光を浴びて
淡く浮かび上がる八海山や越後駒ヶ岳を眺めながら
温かい夜明けの珈琲をゆっくりと味わう。











耳の奥で静かなVol.でグリーグの 『朝』 のメロディが流れている。




なんて素晴らしい夏の朝。






(   つづく    )





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Comment 2

2017.09.01
Fri
11:32

shosan #-

URL

山に夢中になるわけがすべて詰まってる。


あぁ
なんて贅沢な…

贅沢。


この言葉はこんな景色の中から生まれた。
なんてどこかで聞いたようなセリフだけど^^


こんな朝を迎えたいからボクらは山に行く…
いや、帰るんだよね。


夏の朝。

どの季節の朝も清々しくって好きだけど
中でも夏の朝はやっぱり一番だと思わせる景色が
ぜんぶ綴られてる。

山で迎える朝は言葉にならないね。
勿論、天気がいいときばかりとは限らない。
だから、余計にこんな朝が愛おしい。


あぁ

あぁ
なんて贅沢な…

贅沢。


きっとこの時に見た朝の景色…空気…風…
匂いは一生忘れないんだろうね。


本当、山が教えてくれる魅力は一歩一歩…
歩く歩数の数分ほどあるを実感する瞬間。



言葉なんかで表現出来ない美しい景色が
一枚一枚に切り撮られてるね。



山はいいね。
こんなblogを見ると、本当、山はいいねって
思っちゃう。



あぁ本当に。

編集 | 返信 | 
2017.09.04
Mon
17:11

しまこ #820fvE22

URL

理由はいらない



夏の朝は
贅沢な
ぜいたくな
山からの贈りもの。

彼は誰時の
うすもも色の朝のしめりを
あの美しい
金の波にうちわたる
あの日の山の朝風を
朝一番の光のまぶしさを
雫をまとった白山風露の可憐さを
決して忘れないでしょう。


短すぎた夏の一瞬に
こんな光景に逢えたしあわせ。



山を好きになるわけの
ぜんぶがそこにあった朝。
でも本当は
好きなことにわけなんていらない。
気づいた時にはもう
好きなんだから。




編集 | 返信 | 

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